ダンタレス
見ましたか シンビオス様・・・
邪教僧のヤツらめ 我々の前を
堂々と通り過ぎていきましたぞ。
邪教僧のヤツらめ 我々の前を
堂々と通り過ぎていきましたぞ。
ベネトレイム
仕方あるまいよ・・・ダンタレス
ヤツらは大勢でバルサモに宿を取り
和平会議の成功を祈願していたのだ。
ヤツらは大勢でバルサモに宿を取り
和平会議の成功を祈願していたのだ。
シンビオス
・・・・・・。
ダンタレス
こんな大事件を我々に押しつけ
平和祈願もないものですよね。
平和祈願もないものですよね。
ベネトレイム
さあ シンビオス頼んだよ
ヤツらが ここから逃走する前に
ドミネート皇帝を見つけ出すのだ。
ヤツらが ここから逃走する前に
ドミネート皇帝を見つけ出すのだ。
ダンタレス
・・・シンビオス様 外の様子が
気がかりなのは わかりますが
今は 皇帝を見つけなければなりません
気がかりなのは わかりますが
今は 皇帝を見つけなければなりません
若者
あんた方・・・共和国の要人だろ・・・
親切心で言うけど・・・逃げた方が良い
バルサモの町なんかにいちゃいけない
親切心で言うけど・・・逃げた方が良い
バルサモの町なんかにいちゃいけない
和平会議で集まった共和国軍と帝国軍が
突然 戦い始めたことを知っているなら
オレが 言うまでもないんだけどね。
突然 戦い始めたことを知っているなら
オレが 言うまでもないんだけどね。
爺さん
わしゃ だから言っとったじゃろ?
帝国と共和国が和平できる訳がない
この会議は 絶対失敗じゃとな・・・
帝国と共和国が和平できる訳がない
この会議は 絶対失敗じゃとな・・・
共和国の領地は 元々帝国領じゃった
ドミネート様がそれを許しとく訳がない
共和国は帝国に呑み込まれる運命じゃと。
ドミネート様がそれを許しとく訳がない
共和国は帝国に呑み込まれる運命じゃと。
仮面僧1
何ですか・・・その疑い深い目は・・・
ブルザム教団に文句でもあるのですか?
我々の宗教を弾圧しようというのですな
ブルザム教団に文句でもあるのですか?
我々の宗教を弾圧しようというのですな
この国は寛大なドミネート皇帝によって
宗教の自由を許されているのです・・・
そんな野蛮な目に 屈するものですか!
宗教の自由を許されているのです・・・
そんな野蛮な目に 屈するものですか!
はい
いいえ
仮面僧3
あれだけ平和を祈願していたというのに
会議がうまくいかないとは情けない・・・
これはこの地に流布する宗教が悪いのだ
会議がうまくいかないとは情けない・・・
これはこの地に流布する宗教が悪いのだ
今日から エルベセムへの信仰をやめ
ブルザムを信じねば平和は訪れぬだろう。
ブルザムを信じねば平和は訪れぬだろう。
女性
和平会議が成功しますようにって・・・
ブルザム教が毎日祈ってたっていうのに
会議は 失敗に終わってしまったのね
ブルザム教が毎日祈ってたっていうのに
会議は 失敗に終わってしまったのね
考えてみると ブルザム教団って・・・
みんな仮面を被っている変な人たちだし
結構 御利益がないのかも知れないわ。
みんな仮面を被っている変な人たちだし
結構 御利益がないのかも知れないわ。
おばさん
帝国軍と共和国軍との 戦いの中心は
北に移動しながら 続いているらしいね
北に移動しながら 続いているらしいね
北には レイルロードの町があるけど
あそこは 汽車の基幹駅になっていて
何かあると みんなが生活に困るのよ。
あそこは 汽車の基幹駅になっていて
何かあると みんなが生活に困るのよ。
おっさん
なんだって 和平会議で集まった両軍が
こんなところで戦争を始めたのだろう?
こんなところで戦争を始めたのだろう?
確かに 両国の間にあるバーランド領は
双方にとって 重要なのはわかるけど
こんな場所で 始めないでほしいものだ。
双方にとって 重要なのはわかるけど
こんな場所で 始めないでほしいものだ。
婆さん
サラバンドの北にあるダスティの村は
実は 盗賊のアジトに使われてるのじゃ
実は 盗賊のアジトに使われてるのじゃ
くだらぬ戦争なんかが始まったからには
その盗賊達が 行動を始めるじゃろな
ああ また危険な世の中になるのう。
その盗賊達が 行動を始めるじゃろな
ああ また危険な世の中になるのう。
女の子
ブルザム教の僧侶の人たちが怖い・・・
仮面を被ってるからというだけじゃなく
何だか 悪い人たちのような気がするの。
仮面を被ってるからというだけじゃなく
何だか 悪い人たちのような気がするの。
元冒険者の家の爺さん
昔は 宝を探して歩き回ったもんじゃが
この歳では 重労働には耐えられぬでな
引退し 老後を楽しんでおるという訳だ
この歳では 重労働には耐えられぬでな
引退し 老後を楽しんでおるという訳だ
町の北のドワーフの丘と呼ばれる場所は
今だに 多くの宝が眠っているからのう
ダスティの盗賊が狙っているんじゃよ。
今だに 多くの宝が眠っているからのう
ダスティの盗賊が狙っているんじゃよ。
元冒険者の家の婆さん
宝を探して歩き回ったあの頃は・・・
面白いことが そりゃ沢山あったわさ
面白いことが そりゃ沢山あったわさ
ダスティ村で親分をやってるシラフも
かつて うちの人の見習いだったんだよ
昔は・・・泣き虫だったんだけどねぇ。
かつて うちの人の見習いだったんだよ
昔は・・・泣き虫だったんだけどねぇ。
民家1の若者
北にあるレイルロードという町は
グラビー総督が作った町なんだけど
そりゃあ 大した町なのだそうだよ
グラビー総督が作った町なんだけど
そりゃあ 大した町なのだそうだよ
あそこを基点として動く蒸気機関車は
デストニア帝国とアスピニア共和国を
バーランドを仲介してつないでいるんだ。
デストニア帝国とアスピニア共和国を
バーランドを仲介してつないでいるんだ。
民家1の女性
私たちにとって 汽車に乗ることは
一生の夢といって良いでしょう・・・
そのために お金を貯めているのです
一生の夢といって良いでしょう・・・
そのために お金を貯めているのです
でも 帝国では好きに旅行はできず
申請しても 許可はあまり下りません
死ぬ前に 汽車に乗れるでしょうか?
申請しても 許可はあまり下りません
死ぬ前に 汽車に乗れるでしょうか?
民家2の女の子
アーッ ダメーッ!
兵士とか 騎士とか 剣士とか・・・
どうして 勝手に人の家に入ってきて
家の中を 引っかき回して行くの?
どうして 勝手に人の家に入ってきて
家の中を 引っかき回して行くの?
後片付けするのは こっちなんだから
いい加減に やめて欲しいのよねぇ。
いい加減に やめて欲しいのよねぇ。
でも お兄ちゃん可愛いから・・・
家に入れて上げる だけど・・・
散らかさないないって約束してね。
家に入れて上げる だけど・・・
散らかさないないって約束してね。
親なんて ホントに可愛いもんね
ちょっと お手伝いしてあげれば
親孝行だって 大よろこびですもの。
ちょっと お手伝いしてあげれば
親孝行だって 大よろこびですもの。
民家2の母親
うちは 女の子が産まれてよかったわ
私を手伝うし 戦争にも徴兵されないし
心配といえば 結婚相手のことぐらいね。
私を手伝うし 戦争にも徴兵されないし
心配といえば 結婚相手のことぐらいね。
民家2の父親
あいつ 自分の子供ながら・・・
やけにしっかりしているんだよなあ
自分の家なのに散らかせないんだよ。
やけにしっかりしているんだよなあ
自分の家なのに散らかせないんだよ。
教会の子供
ブルザム教の人たちってカッコ良いな
仮面を被って人目を忍ぶなんて・・・
まるで 正義の味方みたいだよねぇ。
仮面を被って人目を忍ぶなんて・・・
まるで 正義の味方みたいだよねぇ。
教会の女性
みんな 神父様のこれまでの恩を忘れ
ブルザム教を信じ始めているようです
人の心とは なんて弱いのでしょう?
ブルザム教を信じ始めているようです
人の心とは なんて弱いのでしょう?
教会の婆さん
ブルザムという宗教があったなんて
つい この間まで知らんかったわい
つい この間まで知らんかったわい
エルベセムの神をどんなに祈っても
帝国の差別社会は変わらんかったから
今度は ブルザムに祈ってみようかの。
帝国の差別社会は変わらんかったから
今度は ブルザムに祈ってみようかの。
神父
ブルザムは邪神を崇めている宗教なのに
町の人たちはブルザムに感化され始めて
エルベセムを信じなくなりつつあるのだ
町の人たちはブルザムに感化され始めて
エルベセムを信じなくなりつつあるのだ
人の心は低きに流れるというが・・・
私の力が足りないばかりに残念無念だ
あなた方は ダマされてはなりません。
私の力が足りないばかりに残念無念だ
あなた方は ダマされてはなりません。
トビィの父親
息子は 怪物におそわれたところを
オブライトさんに助けられたらしいが
詳しいことを 話してくれない・・・
オブライトさんに助けられたらしいが
詳しいことを 話してくれない・・・
元盗賊でドワーフのダンカンさんが
オブライトさんをかついで来たけど
何があったのかを教えてくれないのだよ。
オブライトさんをかついで来たけど
何があったのかを教えてくれないのだよ。
町長の家の爺さん
和平会議のため沢山の本陣を作ったのに
会議が不成功に終わるとは残念・・・
何のために苦労したのかわからんよ
会議が不成功に終わるとは残念・・・
何のために苦労したのかわからんよ
あんたらも 軍を率いているのならば
未使用の南西の本陣を使っても良いが
ただし 戦争さわぎだけは困りますぞ。
未使用の南西の本陣を使っても良いが
ただし 戦争さわぎだけは困りますぞ。
トビィ
こんにちは ボクの名前はトビィ
元盗賊のダンカンさんと親友なんだ
今はね ここで反省してるの・・・
元盗賊のダンカンさんと親友なんだ
今はね ここで反省してるの・・・
危険な場所に行くなと言われてるのに
ダンカンさんとキノコを取りに行って
怪物におそわれてしまったから・・・
ダンカンさんとキノコを取りに行って
怪物におそわれてしまったから・・・
ボクを助けてくれたのがオブライトさん
共和国のプロフォンド軍の戦士なんだ
オブライトさんはボクの命の恩人だよ。
共和国のプロフォンド軍の戦士なんだ
オブライトさんはボクの命の恩人だよ。
オブライトさん・・・大丈夫かなあ
ボクを助けてくれた時にケガをして
共和国軍において行かれちゃったんだ。
ボクを助けてくれた時にケガをして
共和国軍において行かれちゃったんだ。
ダンカン
私は 冒険家のダンカンと申します
こんな歳で言うのも変なんだけど
村長の息子のトビィと気が合うんだよ
こんな歳で言うのも変なんだけど
村長の息子のトビィと気が合うんだよ
ところが 彼と表に出た時の話・・・
危険な目に 合わせてしまったのさ
彼を救った共和国兵は恩人という訳だ。
危険な目に 合わせてしまったのさ
彼を救った共和国兵は恩人という訳だ。
わわわっ とおっ!
おっと あんた・・・困るじゃないか!
人の家に勝手に上がり込んだと思ったら
どこまで 行こうっていうんだね・・・
人の家に勝手に上がり込んだと思ったら
どこまで 行こうっていうんだね・・・
本当は 庭に続く扉だから良いんだけど
今は 作物を植えたばかりだからなあ
悪いけど 入ってもらえないんだよ。
今は 作物を植えたばかりだからなあ
悪いけど 入ってもらえないんだよ。
あんたも ずい分しつこい人だねぇ
扉の先には 今行かせられないんだよ
わかったら もう家から出てってくれ。
扉の先には 今行かせられないんだよ
わかったら もう家から出てってくれ。
帝国本陣のケンタウロス
あいたた・・・やった やったぜ!
オレ 初めての戦いだったけど
1人倒したんだ・・・あいたた。
オレ 初めての戦いだったけど
1人倒したんだ・・・あいたた。
帝国本陣の戦士
貴様 共和国の要人だな・・・
いさぎよく名を・・・名を名乗れ
いさぎよく名を・・・名を名乗れ
こんな めいよの負傷さえなければ
一太刀で 倒してくれるところだ!
一太刀で 倒してくれるところだ!
帝国本陣の槍兵
オレは・・・もうダメだ・・・
つ 妻に・・・伝えてやってくれ
オレが勇敢に戦ったことを・・・。
つ 妻に・・・伝えてやってくれ
オレが勇敢に戦ったことを・・・。
共和国本陣の兵士1
・・・返事が無い
共和国兵が倒れている
共和国兵が倒れている
共和国本陣の兵士2
・・・返事が無い
共和国兵が倒れている
共和国兵が倒れている
オブライト
我がプロフォンド軍はレイルロードで
非常事態に備え警備中だった・・・
その私が どうしてバルサモにいる?
非常事態に備え警備中だった・・・
その私が どうしてバルサモにいる?
我が隊は付近の巡回をしていたのだが
少し遠出をしてドワーフの丘を越え
怪しげな森まで足を延ばした・・・。
少し遠出をしてドワーフの丘を越え
怪しげな森まで足を延ばした・・・。
隊は散開し森を進んでいた・・・その時
向こうで悲鳴が聞こえ 駆けつけると
トビィが 怪物におそわれていたんだ。
向こうで悲鳴が聞こえ 駆けつけると
トビィが 怪物におそわれていたんだ。
怪物を倒したのまでは覚えてるが・・・
目覚めてみるとバルサモにいるなんて
どうしても・・・信じられんのだ・・・。
目覚めてみるとバルサモにいるなんて
どうしても・・・信じられんのだ・・・。
もっとも その理由が今さらわかっても
どうせオレは逃亡兵扱いだろうな・・・
さて・・・これからどうしたものかな。
どうせオレは逃亡兵扱いだろうな・・・
さて・・・これからどうしたものかな。
帝国との戦争が始まったのであれば
今さら 軍に戻るわけにもいかないさ
どうするか・・・少し考えさせてくれ。
今さら 軍に戻るわけにもいかないさ
どうするか・・・少し考えさせてくれ。
本陣
ベネトレイム(軍師)
ブルザム教が誘拐したドミネート皇帝は
どうしても我々で保護しなければ・・・
帝国との戦争が回避できなくなるのだ。
どうしても我々で保護しなければ・・・
帝国との戦争が回避できなくなるのだ。
ダンタレス
ブルザム教のヤツら 宿にこもって
どうするつもりなんですかね・・・
どうも理解できない行動をするヤツらだ。
どうするつもりなんですかね・・・
どうも理解できない行動をするヤツらだ。
マスキュリン
バルサモの町の人って変ですよね・・・
あんな不気味な仮面をかぶったヤツらを
何とも思わないでいられるなんて!
あんな不気味な仮面をかぶったヤツらを
何とも思わないでいられるなんて!
グレイス
ブルザム教の者が沢山いるバルサモは
私にとって居心地の悪い場所なのです
私にとって居心地の悪い場所なのです
私の僧侶の力がヤツらの力と反発して
頭のシンがシビレるように痛いんです。
頭のシンがシビレるように痛いんです。
ヘイワード
バルサモの町の仮面僧侶の団体が
あの桟橋の守備を破ったヤツらとは!
あの桟橋の守備を破ったヤツらとは!
ヤツらのいる宿に乗り込むのなら
それだけの覚悟が必要ですね・・・。
それだけの覚悟が必要ですね・・・。