ヒュードルの館

ダンタレス
ヒュードルはどこにいるのだ?
ダンタレス
私のしもべの歓迎が不満だったかね
共和国代表国王ベネトレイム君。
我々ヒュードルに戦いを挑む気とは
正気のさたとは思えぬのだが・・・
無理を承知でやるつもりのようだね。
カーン
ヒュードルはあの2階の奥・・・
きっとワナを仕掛けているでしょう。
カーン
なんと エルベセムの密僧がいるのか
これでは・・・約束が違うではないか
ぬう とにかく全力で倒さなければ!
行け しもべたち
ヤツらを倒すのだ!
カーン
ヒュードルには間違いはないが・・・
どうも・・・様子がおかしい・・・。
ジュリアン
様子など どうでも良いさ カーン
行こう ヒュードルを倒すんだ!
ベネトレイム
あわてるなよ シンビオス
相手が相手だ 慎重に戦うのだ。
ベネトレイム
ついに そにまでやってきたか
ならば私が直接相手になろう!
劣性ヒュードル
こい 共和国軍め!
ベネトレイム
ヒュードルは永遠の若さを保つはずが
そうか・・・劣性ヒュードルなのだな
ヤツならば倒せるぞ 行けシンビオス。
カーン
私の宝珠攻撃を先にさせて下さい
それで ヤツの防御力を落とせます。
戦闘終了
ダンタレス
倒しましたね シンビオス様
闇の支配者ヒュードルをですよ。
劣性ヒュードル
私が倒れたのはお前たちの力ではない
エルベセムの力に屈したのだ・・・。
それにヒュードルが負けた訳ではない
私が劣性でなく真性ヒュードルだったら
エルベセムの密僧ごときの霊力に・・・。
ジュリアン
劣性ヒュードル やはりそうか・・・
やはりガルムではなかったのだな。
劣性ヒュードル
ガルムは ヒュードルの王者だ・・・
傭兵風情がガルムを探して倒す気とは
笑わせるぞ ヒュードルを侮るな・・・。
ベネトレイム
お前は何の目的でグラビーと手を組み
どうやって我々の来るのを知ったのだ?
劣性ヒュードル
それを知って・・・どうする・・・
ベネトレイム・・・貴様もしや・・・。
ベネトレイム
ブルザム教が動き出したのだ・・・
ブルザムとはヒュードルの名前だ
その昔この辺りを支配した王の名だよ。
お前は さしずめブルザムの亜種だ
・・・劣性の後に真性が甦るのだろう
ブルザムは・・・目覚めたのか?
劣性ヒュードル
ブルザムよ聞け ここに敵がいる
お前の目覚めを邪魔しようとする者だ
けして許すな 我が仇を ふぐあっ!
シンビオス
・・・・・・。
ベネトレイム
蒸気機関というテクノロジーを武器に
グラビーが表舞台に登場した時だった
ヒュードルとの関係をまず疑ったよ。
カーン
なるほど千年前のヒュードルの国と
その当時あったはずの究極の文明
それを結びつけて考えられたのか。
ダンタレス
それでは 共和国や帝国の首脳は
グラビーに踊らされていたのですか
ブルザム教の皇帝誘拐も含めて!
ベネトレイム
わからぬのだよ ダンタレス・・・
私は何もかも見通している訳じゃない
まだまだ わからぬことだらけなのだ。
カーン
人を探していて偶然巡り会っただけだが
みなさんがヒュードルと争う運命ならば
しばらく同行させて頂くことにします。
お主はどうするのだ ジュリアン?
ジュリアン
これでヒュードルの手掛かりも終わりだ
しばらくはシンビオス軍に付き合うか
しかし・・・もしもガルムの・・・。
バサンダ
ほほほ これはおどろいたわね・・・
寄り道で 少し遅れたと思ったら
ヒュードルが倒されているなんて。
老いぼれの弱ったヒュードルだったけど
それにしてもシンビオス軍が勝てるとは
少しばかり侮り過ぎていたかしら?
ダンタレス
お前は・・・ブルザムの司祭バサンダ
我々をここに導いたのもお前なのか?
バサンダ
ほほ ヒュードルの餌になり損ねの
ダンタレス殿は相変わらず元気が良い。
カーン
お主は・・・ブルザムの司祭なのか
私はエルベセムの密僧のカーンだ
今後お手合わせさせてもらうぞ。
バサンダ
そうなの エルベセムの密僧をね
ベネトレイム様は大したものだわ
面白い道具を手に入れたようね?
シンビオス
・・・・・・。
バサンダ
まだ 好敵手と認めた訳じゃないわ
そうだ 寄り道で手に入れた道具を
あなたたちに 見せて上げましょう。
ダンタレス
手に入れた道具だと・・・。
バサンダ
きっと すぐにも会わせて上げる
せいぜい 可愛がってあげて・・・。
ジュリアン
バサンダとやら 行っちまったらしい。
カーン
怖ろしい妖気・・・並々ならぬ敵だ
大変なヤツらに見込まれましたな。
ダンタレス
真性ヒュードルが甦るとなると
何か手を打たなければ大変です。
ベネトレイム
ヒュードルのことを考えればこそ
まずは帝国領から脱出しなければ!
もう夜も明けた頃だ シンビオス
村もきっと復活していることだろう
準備を整えたら ただちに出発だ。