ストリッヂの町

ダンタレス

我々が　急行したにもかかわらず
町はベアソイル軍に荒らされましたな。

西門が開くまで　何もできませんし
どうも・・・イヤな予感もします

いつ戦闘になっても良いように
十分鋭気を養っておきましょう。

女性

ストリッヂに侵入したベアソイル軍が
シンビオス軍の接近で出て行ったので
大きな被害を受けずにすんだのです

やってくるのがもう少し遅れていたら
町は荒らされ放題だったでしょう。

おっさん

ベアソイル軍が言ってたんですよ
彼らはお引き寄せのオトリだって！

今回の軍事行動はいくつかの軍が
連動して起こしてるらしいですが
本当の狙いとは何なんですかね？

婆さん

今朝早くに　汽笛が聞こえましてな
その後　蒸気機関がシュッシュッと
遠くから近付いてきましたんじゃ

あの音を聞いて　わかりましたんじゃ
線路の補修ができたんじゃとな・・・。

女の子

サラバンド国の人ってお金持ちね
同じように見えるでしょうけど
みんな上等な服を着ているのよ

私のなんて・・・目立たないけど
継ぎはぎだらけの服ですものね。

男の子

あーん　お腹が減ったよ・・・
治外法権の駅の内部の方からは
美味しそうな匂いがするのに！

貧しいボクたちの住んでいる横で
ビーフシチューを食べてるなんて
絶対ひどいよ　今度抗議してやる！

若者

ベアソイルは共和国軍でありながら
ストリッヂに侵略行動を行ったんだ

いくら　今年の収穫が悪くたって
国の物資をうばい取ろうとするなんて
正常な神経とは　とても思えないよ。

おばさん

私が小さい頃　岩礁の橋の道を通り
ここまで大陸航路を渡ってきたのよ

大陸航路は　大陸内海の南の外側で
帝国と共和国を結ぶ貿易路なのよ。

爺さん

アスピアの西の外防壁が閉じたのは
いったい　どうしたことじゃろう？

防壁とアスピア市街までは距離があって
外からさわいだって聞こえないじゃろ？

ハチマキおっさん

火山の穴のドラゴンは怒らすなよ
ヤツは刺激さえしなければおとなしい
昔から　そういわれているんだ！

駅員

帝国と共和国の戦争が始まったので
通行の許可書のない者は通せないぞ
通行許可書を総督に発行してもらえ！

酒場の店員

駅の職員たちって仕事が少ないから
汽車が発着する時以外はここに来て
ヒマを潰してくだを巻いていくの

確かにお金を持ってる人たちだし
冷たくする訳にもいかないんだけど
酔うと・・・おシリを触るのよね！

酒場のおっさん１

私は和平会議は失敗すると踏んで
ずっと前から共和国にいました

まだ　武器の発注もありませんし
そろそろ　待ちくたびれましたよ。

酒場のおっさん２

アスピニアは貧しい国だと思うでしょ
でもね　私は・・・違うと思うんです

だって　天候不順で不作になってから
大量の食料の発注を頂きましたものね
支払いは　みんな金のかたまりでした。

酒場の若者

あなたは　フラガルドのシンビオス様！
西の門が閉められ故郷に戻れないと
困ってらっしゃるのでしょうね？

酒場の若者

火山の穴を行かれたらいかがですか？
この町から東南東に行った洞窟の中は
火山通路がフラガルドに続くそうです

ひどく危険な場所ではあるそうですが
ここで足止めを食ったままでいるなら
試してみる価値はあると思います。

酒場の若者

それを聞いて　少し安心しました
コムラード様のご子息が困ってたら
誰だって　お力になりたいのです。

酒場の駅員１

この店・・・本当に酒がまずいんだ
共和国が貧しいためだと思うかい？

酒場の駅員１

そうかな・・・酒の産地ってのは
確か限られてるんじゃなかった？

共和国産の上等なワインとかも
レイルロードで飲んだはずだけど
こんなにまずい酒じゃなかったぜ。

酒場の駅員１

それじゃ　前から思ってたんだけど
味覚に違いがあるのかも知れないな

どうも共和国の味覚が合わないから
レイルロードに戻してほしいんだよ。

酒場の駅員２

ここの娘は　けっこう可愛いよな
オレ　好みのタイプなんだ・・・

正面から言うのが苦手だからさあ
酔っぱらったふりで近付いては
えへへ　オシリを触っちゃうんだ。

酒場の駅員３

ここを通りたいか？　ダメだな
どうしてもと言うなら　総督府に
通行許可証を発行してもらうんだ。

酒場のマスター

駅の職員の者たちが言うことには
レイルロードの酒場は品が良くて
上等な酒も沢山おいてあるそうだ

こちとら　聞いてると胸くそ悪いから
ワザとまずい酒を出してやってるんだ
けっ　ざまあ見やがれってんだよな！

民家１のおっさん

代表国王が無事に戻られたから
国内情勢も安定すると思ったら
ベアソイルの軍事行動だもんな

最近　共和国の軍隊の行動が・・・
帝国軍のようになってきてるよな？

民家１のおばさん

同国軍同士で争い合うだなんて
共和国の理念も地に堕ちたわね

帝国の覇権争いでの内部抗争は
ひんぱんに起こってるらしいけど
共和国ではこんなことなかったよ。

民家２の爺さん

帝国との全面抗争が始まったからと
みんな　深刻な顔をしているが・・・
ワシは全然心配しておらんのじゃよ

共和国の理念で国が一丸となれば
帝国の腐れ売国奴共になんぞ・・・
絶対に負けるものか　わはははっ。

民家２の婆さん

ジイさんは　ドミネート皇帝体制の
デストニア帝国が許せないのです

ずいぶんと時代が変わったというのに
昔の帝国をそのままイメージしていて
だから　帝国を甘く見ているんです。

民家３の若者

見たことのない邪悪そうなモンスターを
町の外で見るようになったんだけどさ
あれ・・・帝国軍の回し者ですかね？
はいいいえ

えっ　やっぱりそうだったのか・・・
帝国は軍備を強化してると聞いたけど
モンスターまで兵士に仕立てたのか？

違うとしたら・・・どうしたんだろう
邪悪なモンスターは万里の長城で
食い止められているはずなのにな？

民家３の女性

帝国軍と開戦とのことですが・・・
帝国軍は強力な軍備を誇るそうです
共和国に勝ち目はあるでしょうか？

もしも・・・共和国が負けたら
私たちはどうなるのでしょう？

教会の婆さん

帝国との開戦やベアソイル軍の侵攻と
世の中が狂いはじめているようなので
エルベセムに祈りを捧げとるんじゃよ。

教会の女性

最近現れた邪悪そうなモンスターは
まさか　町には入ってきませんよね

あんなのが大量に入ってきたら
町中がパニックになりますわ。

ペン

ピィー　ピィー！

ペン

ピピーィ　ピピーィッ！

ペン

ピィー　ピィー！

ダンタレス（軍師）

アスピアの西門が閉じられたために
フラガルドに帰る手だてはただ１つ
東にある火山の穴を通る道だけです。

マスキュリン

火山の穴はマグマの流れる溶岩道で
とっても熱い道なんだそうですよ
ああ　私・・・熱いのって苦手！

グレイス

アスピアの西門を閉ざしたのは
シンビオス軍が邪魔だったからと
そういう考え方も成り立ちますね。

ヘイワード

我がシンビオス軍は味方だってのに
アスピアから閉め出すなんて・・・
なんか様子が変ですよ　シンビオス様。

オブライト

ストリッヂの町を守りはしましたが
ここ・・・治外法権の町だったとは
何だか　守って・・・後悔するなあ。

アイリン

あの時私　うまく汽車乗れてたら
このストリッヂ着いたとこアルネ
でもこの町好きナイ　人間関係悪い町ヨ。

シバルリィ

バルザーク将軍不在のベアソイル軍なら
恐れるに足りませんが・・・向こうも
勝ち目がないことはわかるはずなのに。

エルダー

あの時助けた汽車は３日前に着いたとか
我々があんなに苦労して戻ってきたのに
・・・やっぱり汽車ってすごいですね！

カーン

汽車とは　人類の進化の証だそうだが
私にはその素晴らしさが理解できぬ
自然と生き　自然を愛すれば良いのに。

ヌーン

汽車に乗る金さえあればクアース村で
ヒュードルに操られることもなかった
・・・そんなことを思い出す町だなあ。

ジャスティス

この町・・・汽車の駅が壁の向こうで
音は聞こえても見えなかったんですね
どおりで汽車を見た人がいない訳だ。

ホースト

壁の向こうのサラバンド国人のために
ベアソイル軍と戦ったようなものですな
そう思うと・・・何だか腹立たしいな！

ペン

ピィーピピィー。

・・・と言っているらしい。