アスピア城地下遺跡

ダンタレス
ついにアスピアの内部に侵入しました
このまま地下通路を進めば・・・
アグリード様を救出できますね。
バサンダ
待っていたよ シンビオス軍。
シンビオス
・・・・・・。
バサンダ
そう スピリテッド将軍だよ・・・。
致命傷をも回復する 死を司る力こそ
我が教団の信ずるダークフォースの力よ。
スピリテッド
甘美にして最強のダークフォース・・・
この力ある限りブルザム教は負けぬ。
バサンダ
帝国軍は我々と手を結ぶことで・・・
ダークフォースの素晴らしさを知った
なのに・・・お前たち共和国は・・・。
ムラサメ
やはり 帝国はお前たちと手を組み
アスピアに攻め入ったのか・・・。
バサンダ
お前たちが我々と手を結んでいれば
アスピニアが滅びることもなかった。
ダンタレス
アスピニアが滅びるだと・・・
させるものか 我々がいる限り!
バサンダ
巨神戦士が再び活動をはじめた今
アスピアが灰に帰すのは時間の問題。
パルシス
な 何だと・・・巨神戦士だと・・・
アスピアで発掘された・・・巨人像
あれが・・・ヒュードルの王都の守護神か!
バサンダ
ほほほ 知っていたのね 巨神戦士を
それがダークフォースの力を受けて
永い眠りから目覚め動きはじめたのだ。
シンビオス
・・・・・・。
バサンダ
この杖から送るダークフォースが
ヒュードルのブルザム様の代わり
この杖が壊れない限り止められぬ。
いつかの復讐戦だよ スピリテッド
シンビオス軍を倒しておしまい!
ムラサメ
本当なのか・・・巨神戦士・・・
ヒュードルの王都の守護神の目覚める?
パルシス
あのバサンダはウソは言わぬだろうな。
杖が巨神戦士を動かすキーとなるなら
バサンダを倒し あの杖をうばうのだ!
スピリテッドを倒す!
スピリテッド
この私は・・・どうして・・。
こ ここは・・・どこ・・・。
そう 私はバリアント軍と戦い・・・
敗走したバリアントを見失い・・・
そしてブルザム教の軍と戦闘・・・。
そうか・・・あの女司祭に敗れ・・・。
バサンダ
私の可哀想なスピリテッド・・・。
スピリテッド
わかった・・・そういうことか・・・
お主・・・私を操ったのだな・・・。
ち 力が抜けていく・・・
そして そうか私は・・・
シンビオス軍に敗れたのか?
シンビオス
・・・・・・。
スピリテッド
自分の意志で・・・戦いたかった
シンビオス軍よ あああーっ!
バサンダ
この仇は取ってあげる・・・
くるが良い シンビオス軍!
戦闘終了
バサンダ
この私まで倒されるなんて・・・
シンビオス軍を甘く見ていたようね。
シンビオス
・・・・・・。
バサンダ
一つ志に向かう軍の強さか・・・
我々ブルザムの司祭同士・・・
力を合わせるなんて考えられないね。
ムラサメ
はい わかっております パルシス様
負の力の杖を叩き折ってやりましょう。
ぐわっ!
バサンダ
私は・・・何もしちゃいないよ
しかし負の力に心をゆだねぬ者は
杖を壊すことも触れることもできない。
ダンタレス
バサンダ 貴様・・・
どこに行くつもりだ!
バサンダ
この杖をほうむりたいのなら
私をこのまま行かせることさ。
この杖さえなければ・・・
ブルザムを信仰する帝国軍も
巨神戦士を操ることはできないよ。
シンビオス
・・・・・・。
バサンダ
そのかわり 堀に沈む巨神戦士は・・・
アスピア城の石橋を渡る者があるたび
水から現れ その者におそいかかる!
パルシス
何だと・・・バサンダ・・・
お前 我々をダマしたのか!
バサンダ
私はブルザム教の司祭バサンダさ
お前たちのために など・・・。
シンビオス
・・・・・・。
ダンタレス
ダメです・・・負の力の杖も・・・
バサンダと共に水中に没しました。
ムラサメ
あそこは水の色からして深く
堀へと流れているため・・・
もはや手の打ちようもありません。
パルシス
負の力の杖が手に入ったところで
我々に扱えぬのでは意味もない・・・。
アスピアを本当の意味で解放するには
我々の手で巨神戦士を倒さねばならぬ
気を引き締めてかかろう シンビオス。
スピリテッド生存時
スピリテッド
今のバサンダとの会話は
どういう意味なのだ・・・?
それではまるで帝国軍が・・・
邪教と手を組んでいたかのようだ。
もしも それが本当のことなら・・・
私がこれまで受けた教育はウソなのか?
共和国は帝国の裏切り者であり・・・
許されざる逆賊だと教えられてきた
その共和国が帝国の誤りを正す役に?
スピリテッド
私には道を間違った帝国は助けられぬ
しかし共和国に協力する気にもなれぬ
どうすれば良い・・・どうすれば?
スピリテッド
もしや・・・あなたは・・・
フラガルドのシンビオス殿?
アスピニア兵1
やっぱりシンビオス殿だった・・・
それにパルシス様もご一緒でしたか?
アスピニア兵2
アスピア城内は帝国軍に占領されてます
このまま進まれては袋のネズミですよ。
シンビオス
・・・・・・。
アスピニア兵1
我々は帝国軍が城内に攻め入った時
ドサクサにまぎれて逃げ出し・・・
遺跡に隠れていたから助かりました。
ダンタレス
トラスティン様のご子息の
アグリード様を見なかったか?
アスピニア兵1
確か帝国軍の司令官アロガントが
身近に連れていたような・・・。
パルシス
アグリード様はマロリー軍封じで
身柄を拘束されているだけのようだ
隠密行動は帝国軍を刺激するかも知れぬ。
ムラサメ
こうなると 我がシンビオス軍は
帝国と巨神戦士を相手に 正々堂々
正面から相手にせねばなりませんか?
パルシス
それは・・・その通りだが・・・
待て・・・使いようによっては
巨神戦士を味方にできるかも知れぬ。
バサンダのコントロールを失った今
巨神戦士には帝国軍も共和国軍もない
それを利用すればあるいは・・・。
確か この遺跡の中に・・・
正面の石橋に行ける道があったな?
アスピニア兵1
この奥を進んだ階段の道を・・・
さらに進んで行けば出られますが
まさか 帝国軍と戦いに・・・?
パルシス
バサンダがしてくれたことが
我々に少しの勝機を与えてくれた
さあ先を進もうぞ シンビオス。
アスピニア兵1
みなさんのためアスピア城内には
行けないようにここに立ってますが
城の正面に出るのじゃ同じことかな?
アスピニア兵2
シンビオス軍に勝機があるとは
私にはとても思えないのですが
どうか・・・頑張って下さい。
フィンデング
待った ちょっと待ってくれ!
ダンタレス
やや お主は・・・確か・・・。
フィンデング
そうだ マロリー城内の牢にいた
鳥人のフィンデングだよ。
シンビオス
・・・・・・。
フィンデング
トラスティン様を甘く見てはダメだ
ウィルマーが倒されたことを察知し
マロリーは元の体制に戻ったのだ!
ムラサメ
すると・・・トラスティン様は
アグリード殿の命を犠牲にしても
アスピアに進軍されるつもりなのか?
フィンデング
だからトラスティン様を甘く見るなって
それを油断しなければならない時は過ぎ
今 どうするべきかを審議中なんだよ。
シンビオス
・・・・・・。
フィンデング
情報集めにこうしてアスピアに来たが
あの堀に沈んでいる巨人は何なんだ?
ダンタレス
やはりいたのか・・・
見たのだな 巨神戦士を?
フィンデング
見たどころか 襲われたのさ・・・
帝国軍が堀をはさんで陣を敷いてるし
おかしいとは思ったんだけどな・・・。
パルシス
帝国軍が2手に別れている・・・
これは ますます好都合だな。
フィンデング
石橋の中央部なら攻撃されないだろうと
しばらく浮遊してたら現れて え・・・
好都合とはどういう意味です・・・?
パルシス
聞いたか・・・シンビオス・・・
巨神戦士はすぐには反応しないらしい
これなら・・・やれるかも知れぬ!
フィンデング
何が好都合なのかわかりませんが
トラスティン様のご伝言を伝えますよ。
シンビオス軍とアスピア奪還のため
軍議を開きたいとのことですので
至急 マロリー城においで下さい。
ムラサメ
マロリーに至急戻れだと・・・。
フィンデング
至急戻らないとトラスティン様のことだ
アグリード様を見捨てて進軍するかも
知れませんからね 頼みますよ!
ダンタレス
あり得る・・・トラスティン様なら
我々だけには任せておけぬ方だから
至急戻らねば 進軍を開始するだろう。
フィンデング
わかってくれりゃ 良いってことよ
さて 私の仕事はこれで終わりっと
急いでトラスティン様の元に戻ろう。
パルシス
戦闘の目算は立ったよ シンビオス
それでは一度マロリーに帰ろう。