マロリー城内戦闘

ダンタレス
我々3人を迎え撃つ軍にしては
ずいぶん大げさですね シンビオス様。
ウィルマー
やっと出てきましたね シンビオス様。
いくら時間をかせごうとも・・・
ムダなことに気づいたようですね。
たとえ帝国領から生還した英雄でも
3人だけでは手も足も出ないでしょう
今 我が軍がほうむってさしあげます。
ダンタレス
ウィルマーの軍と我々とでは
あまりに数が違い過ぎますよ
時間を稼げといわれても・・・。
パルシス
ヤツらは わずか3人だという油断から
手前と奥とに数を集中し過ぎているよ。
戦闘開始と同時に一気に庭の中心に進み
中央にある障害を利用して戦うことで
応援の来る時間を稼げ シンビオス!
ムラサメ
何とか間に合いましたね パルシス様!
パルシス
ムラサメか 待っていたぞ!
グレイス
帰りが遅いからと心配してたら
こんな目に会ってたなんて・・・。
マスキュリン
もう安心下さい シンビオス様
我々が応援に来たからには大丈夫よ。
ムラサメ
パルシス様 私の諜報の仕事も終え
戦いのお手伝いをさせて頂きます。
ウィルマー
ぐぬぬ シンビオス軍め・・・
どうやって入りこんだのだ・・・。
まだシンビオス達は味方と合流前だ
ヤツらが分断されている今のうちに
何としてもシンビオス達を倒すのだ!
戦闘終了
ウィルマー
負けたよ・・・シンビオス軍・・・
まさか 忍者を使っていたとはな
・・・昨日の侵入者もヤツだな。
ダンタレス
トラスティン様の副官であるお主が
どうしてこんなことをしたのだ?
ウィルマー
将来の見えないアスピニアに
愛想がつきたのだ ダンタレス
ふっふ・・・それだけのことよ。
アスピアはそろそろ・・・
占領された頃だろうな?
パルシス
それは帝国軍の本隊ではあるまい?
本隊全軍が歩調を合わせたならば
これだけ迅速には動けぬはずだ。
ウィルマー
さすがだな・・・パルシス殿・・・
帝国軍では第2王子アロガント軍・・・
ブルザム教軍・・・それに・・・ぐぐ。
マロリーさえ軍事行動を起こさなければ
アグリード様の命に心配はない・・・。
よいか シンビオス軍・・・
トラスティン様を頼るな・・・ぐは。
ダンタレス
ウィルマー副官はもしや・・・
アグリード様のために・・・。
ムラサメ
元から自分1人で罪をかぶるつもりで
ブラーフの要請を拒むトラスティン様を
城内に監禁し軍を動かしたのでしょうね。
シンビオス
・・・・・・。
パルシス
アスピアの外城壁を守るのはブラーフだ
ヤツの軍を倒すまでの間だけは・・・
トラスティン様の解放はさけるべきだ。
ウィルマーが心配した通り・・・
アグリード様の命をかえりみず
軍を出そうとするに違いないからな。
ムラサメ
それでは早速 マロリー城内に
その件を・・・伝えて参ります。
パルシス
アスピアの城壁に行こう シンビオス
反逆のブラーフ軍を倒さねばならぬ!