バルサモの町

メディオン
・・・・・・。
グランタック
さあて・・・何でしょうなあ・・・
しかし あそこは庭のようじゃから
勝手に爆発が起きるとも思えんのう。
キャンベル
それに単なる事故にしては・・・
爆発が大きすぎるのも気になります。
グランタック
考えてみると こんな時には・・・
注意を引くようなことはやらぬものじゃ
ヘタをすれば逮捕されかねんから・・・。
キャンベル
帝国軍に逮捕される危険を冒してまで
大がかりな爆発を起こしたからには
・・・相応の覚悟あってのことですね。
メディオン
・・・・・・。
グランタック
やはり このバルサモの町は・・・
何か・・・手掛かりがありそうじゃ
色々 動き回ってみましょうぞ。
グランタック
バルサモにある事件の手掛かりは
まだ見つけてはいませんからのう
もう少し 町を捜査しましょうぞ!
爺さん
シンビオス軍はブルザム教の者たちと
イザコザを起こしておったようじゃよ
2度目に宿に入っていく時には・・・
シンビオス軍の全員がそろってたのう
うーむ みんな殺気立っておったよ
若者
さっきまで入り口を固めていた帝国軍は
自国の民衆の迷惑など意に介さぬ・・・
それは典型的な帝国軍の兵士でしたよ
和平会議で共和国と帝国の軍が駐留し
仮面僧のブルザム教団が滞在したりと
バルサモは散々な目にあってるなあ。
女性
あの・・・
もしや帝国の王子様?
はい
若者
まあ 我が国の王子様が目の前に・・・
こんなこと・・・とても信じられません。
いいえ
若者
ごまかしてもダメですよ 王子様
その身なりではすぐにバレますわ
こんな間近で王子様を見れるなんて
・・・ああ やっぱり想像してた通り
気品のただよう・・・ステキな方ね。
おっさん
今の爆発・・・ダンカンの家の辺りだが
いったい何であんな爆発が起きたんだ?
ははあ 飯でも空だきしたんだな・・・。
おばさん
王子様は 共和国軍を捕まえるために
この町にやって来られたのですか?
はい
おばさん
正直に申しますから命だけはお助けを!
共和国軍は共和国王のベネトレイム様と
確かにこの町にやってらっしゃいました
しかし入り口が帝国兵に閉鎖された頃
姿を見かけなくなりましたけど・・・
逃げるヒマは・・・なかったはずです。
いいえ
おばさん
なんだ ビクビクして損しちゃった
でも王子はいい人みたいだから
共和国軍の情報を教えて差し上げます
シンビオス軍は長老の孫のトビィと
ダンカンさんの所に行った直後から
姿が見えなくなったらしいですよ。

婆さん
シナリオ1でバーナードを助けた
婆さん
宿屋はブルザム教で貸し切り状態でな
不思議だったのは帝国の兵士の1人で
入ったきり全然出てこんかったんじゃ
ところが共和国軍が押し掛けた後に
その兵士が宿から転がり出てきてのう
いったい どうなっとるんじゃろうのう。
シナリオ1でバーナードを助けていない
婆さん
宿屋はブルザム教で貸し切り状態でな
不思議だったのは帝国の兵士の1人で
入ったきり全然出てこんかったんじゃ
女の子
仮面僧の人たちって・・・よく考えると
帝国軍と仲良くしてたような気もするの
私・・・怖がる必要なかったのかなあ?
元冒険者の家の爺さん
わしゃ その昔には宝を探し続けて
色々な遺跡を巡ったものじゃった
今じゃダスティ村の頭目シラフだって
元はわしが使っとった手下の1人じゃ
盗賊の親分なんぞになりおって・・・。
元冒険者の家の婆さん
もしダスティの盗賊と帝国軍の一部が
ウワサ通り影で手を組んでいるんなら
宝探しの風上にも置けない連中だよ
宝探しが国の体制と手を結んでしまえば
まるで国営の遺跡発掘隊じゃないか?
そんなことじゃ 宝探しもおしまいさ。
民家1の若者
あなたは・・・帝国の王子様・・・
その若さからすると第3王子・・・
メディオン王子でございましょう?
はい
民家1の若者
いやあ 和平会議が開催されたおかげで
普通だったらお目にかかれない高貴な方と
色々お話しできて得するなあ・・・
メディオン様は平民を理解して頂けると
・・・だから親しみを感じるんですよね。
いいえ
民家1の若者
ははは どこに行ってもそんな風に
王子の身分をごまかしてるんですか?
ダメダメ そんな身なりをされてれば
誰だって そんな言葉は信じません!
民家1の女性
帝国の王子様という身分だったら・・・
多分 汽車に乗ったことがあるでしょう
ああ なんてうらやましいのかしら
じゃあバルサモの北のレイルロードにも
当然・・・行ったことがありますわよね
ううん にくいわよ このこのこの!
民家2の女の子
軍人さんは勝手に家の中に入って来て
引き出しやツボの中を探し回るから
いつもは私が追い出しちゃうんだ
でも入ってきた人が帝国の王子様じゃ
引き止めたり追い出したりできないわ
どうぞ 家探しするならして下さい。
民家2の男性
もし共和国軍の残党をお捜しでしたら
この家には絶対いないと断言できます
お疑いでしたら どうぞ捜して下さい。
民家2の女性
家の子 何か失礼はありませんでした
自分の子のこと言うのも何ですけど
あの子は賢いから大丈夫でしょうが。
トビィの父親
わわっ 私は・・・私は・・・
シンビオス軍の逃亡などに・・・
絶対に力を貸したりしてませんよ
ですから どうか・・・どうか・・・
憲兵隊に引き渡したりしないで下さい。
長老
いつもは長老と言われる身で・・・
町の者を指導する立場にありながらも
自分の孫のことになると甘いもんじゃ
たとえ その孫の行動によって・・・
今までの名声さえ失うことになろうと
孫のためなら許せてしまうのじゃから。
宿屋のおっさん
ご注文は 食事かねビールかね?
そうかね・・・注文が決まったら
いつでも気軽に声をかけてくれよ。
宿屋のカウンター
いらっしゃいませ お泊まりですか?
お部屋は どれも空室ですから・・・
お好きなお部屋をお選びになれますわ。
宿屋のおばさん
あたしゃ いったい何だって・・・
こんなに食事をこさえたんだろうね
あたしらだけじゃ 食べきれないわ。
教会の男の子
メディオン様は王子様だというのに
何でお供の方がそんなに少ないの?
バルサモの平野は戦争があったばかりで
どこに落武者がいるかわからないんだ
ちゃんと軍を率いてないと危ないんだよ。
教会の婆さん
我々国民は メディオン王子様こそ
将来を託せる方だと話してますじゃ
そして今日こうして実際に話してみて
それがどれだけ正しいことであったか
あらためて・・・しみじみと感じます。
教会の女性
まあ 我が国の王子様でありながら
そんなに ていねいにお話頂けるとは
私・・・とても恐縮してしまいますわ。
神父
共和国軍の方々は敵国でありながら
我が国の軍の者より礼儀正しいのは
話していて気持ちが良かったですぞ。
帝国本陣
ウォルツ
うーん うーん 熱が下がらないし
歩くたびに力が抜けていくのです
歩き続けると死んでしまいそうなので
こうしているしかないんですが・・・
いつまで耐えていられるでしょうか?

毒消し草を使う
ウォルツ
あ・・・。
ああ・・・。

あああっ!

な 治りました 治りました。
なんだ 毒におかされてたなんて・・・
わかってたら あんな辛いままで
耐えてなくて 済んだのに。
我が国の王子に治していただいたなんて
我が家の語り種になることでしょう
どうか 私を軍にお加え下さい!
メディオン王子は仮面僧たち・・・
ブルザム教についてどう思います?
私はブルザム教がこの皇帝誘拐事件に
何らかの関係があるような気がします
ヤツらを追ってみてはどうでしょう?
ロック
私はご覧のように元気なんですが
仲間が次々倒れていくのを見捨てて
町を出るなんて考えられないのです
仲間さえ助かるのであれば・・・
王子のお供をさせていただきますのに。
ウォルツ加入後
ロック
ウォルツの身体が治ったことで
私も安心してこの町を出られます
どうか私も王子の軍にお加え下さい。
もしも ウォルツの言葉を信じるなら
ダスティの村に行ってみませんか?
今回の事件の前 ブルザム教は
ダスティにひんぱんに使者を送り
ダスティからも使者が来ていました。
ダスティの村は盗賊のアジトと言われ
良くないウワサの絶えぬ村ですから
行ってみる価値は十分ありましょう。
帝国兵
残念だが・・・手遅れのようだ。)
返事がない・・・。)
本陣
グランタック(軍師)
バルサモを守備したクリュエル兵は
シンビオス軍とベネトレイム国王が
この町にいると言っていましたのう
それほど広くないバルサモの町・・・
ヤツらの隠れ家を見つけましょうぞ。
キャンベル
このバルサモで皇帝を取り返せたなら
メディオン軍の評価は上がるはずです
2人の兄上様たちとの不平等も・・・
この功績できっと解消できますぞ!
シンテシス
皇帝を誘拐したシンビオス軍・・・
まさか まだこんな所にいたなんて
私たち・・・超ラッキーですよ!
ウリュド
シンビオス軍は兵力に乏しくても
あのダンタレスって騎士がいるんじゃ
決してあなどることはできないや!
ウォルツ
代々 下級騎士の家柄を守るために
父は男子が産まれることを望みました
しかし女の私1人しか子宝に恵まれず
父は私を男として育てることにしました
どうぞ私を男として扱って下さい・・・。
ロック
ウォルツの死にそうになった原因が
コウモリの毒だったなんて情けない・・・
いつも勇ましいウォルツだけど・・・
コウモリの毒で気弱になるなんて
男を気取ってても やっぱり女だな。