アナフェクト荷置き場

村長
あんたら ワシの断りもなしに
いったい その船をどうする気じゃ!
今 その船はアナフェクト村にとって
小型でない ただ1つの船なんじゃ
勝手なことをされては困りますぞ!
プロフォンド
悪く思うなよ・・・村長!
兵力を失われた 我がプロフォンド軍だ
これ以上 軍の消耗をさけるためには
この船を拝借して逃げるしかないのだ。
ステラ
プロフォンド 急いでちょうだい!
ステラ
出発の用意が整ったわ あなた。
プロフォンド
うむ わかったよ ステラ
みんなを呼び戻して出発だ。
渡航材料の搬入はもういいぞ
みんな 急いで・・・!
ぬう 帝国軍か・・・
やはり 追ってきたか!
ステラ
帝国軍の数は大したことないわ
みんな ヤツらを倒すのよ!
ウリュド
プロフォンド軍が船を奪う現場に
出くわすとは ついてないですね
どうしましょう メディオン様?
シンテシス
どうするも何も 決まってるじゃない
プロフォンド軍を行かせてしまったら
我々がバーランドに行けなくなるのよ。
メディオン
・・・・・・。
グランタック
逃げようとする者を追うのは心苦しいが
我々にとって必要な中型船ですからのう
力ずくで 船を取り戻しましょうぞ!
ステラ
プロフォンド もう船が出るわ
お願いよ 急いで船に戻って!
プロフォンド
しかし・・・我が軍の兵を残して
私だけが逃げるわけにはいかない。
ステラ
そんな・・・気持ちはわかるけど
今 逃げなければ全軍が危険だわ
どうか 船に戻ってちょうだい!
プロフォンド
・・・・・・。
プロフォンド兵
ステラ様 船は出航を開始しました
いま下船されたら戻れなく・・・。
プロフォンド
何だ・・・お前たちは・・・。
どういうことだ ステラ・・・
このままでは お前までが危険に?
よせ それではステラが・・・
ステラ ステラ ステラ・・・。
ステラ
行って できるだけ・・・
急いで 岸から離れるのよ!
さあ かかっておいで帝国軍
プロフォンド軍の副官ステラが
将軍に代わって相手になってあげる!
ステラ以外の敵を倒しステラに話しかける
メディオン
・・・・・・。
グランタック
何と・・・メディオン様は・・・
ステラ殿を助けると申されるか?
はい
グランタック
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いいえ
グランタック
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ステラを倒す!
ステラ
ああ あなた プロフォンド・・・
わ 私・・・もうダメだわ・・・。
プロフォンド
おお ステラ 私のステラ・・・
なぜ なぜ 私の身代わりに・・・。
ステラ
あなたは私だけのものじゃないわ
もし あなたが倒れたなら・・・
プロフォンド軍が終わりですもの。
プロフォンド
しかしステラ お前が死んだなら
私の未来が失われてしまうのだよ
お願いだ 死なないでおくれ・・・。
ステラ
ごめんなさいね あなた・・・
どうか 私の分まで生きて・・・。
プロフォンド
ス ス ステラ・・・。
シンテシス
プロフォンド将軍を愛していて・・・
ステラさんが身代わりに残ったのね
それなのに倒すしかなかった・・・。
ウリュド
彼女が最後まで抵抗しなければ・・・
こんな最悪のことにならずに・・・。
グランタック
これが戦争なんじゃ・・・シンテシス
だから少しでも早く終わらさねばのう
こんな悲劇が繰り返されぬために。
プロフォンド
うおおおーっ!
私のステラを・・・よくも・・・。
これは戦争だから軍人が殺されるのは
もちろん覚悟はしてるとも・・・。
しかし ステラのことだけは別だ・・・
忘れぬぞ ステラを倒したことは・・・。
シンテシス
プロフォンド将軍 私たちは・・・。
プロフォンド
帝国のメディオン王子だったな・・・
私はきっと 共和国に戻ってみせるさ
そしてお前たちを待ち受けているぞ!
ウリュド
メディオン軍を待ち受けるって・・・。
プロフォンド
来いよ 必ず アスピニアに来い
その時こそ この決着はつけてやる
その日まで・・・しばしさらばだ!
メディオン
・・・・・・。
キャンベル
気に病みなさいますな メディオン様
今や彼ら共和国とは交戦状態なのです
・・・悲劇はつきものというものです。
グランタック
プロフォンド将軍の悲劇と同様のことが
帝国軍の中でも起こっていましょうぞ。
シンテシス
そんなのイヤよ・・・そんなこと・・・
少しでも早く戦争を止めなくてはダメ!
ウリュド
でもさ 船を乗って行かれちゃった今
戦争原因の誘拐された皇帝を探すため
バーランドに渡ることが難しいんだぜ。
キャンベル
遠回りになるが北に行くしかあるまい
国境の橋を経由してバーランドに渡り
レリアンス将軍の元に行くのだよ!
メディオン
・・・・・・。
グランタック
その通りですな メディオン様
我々が皇帝救出に手間どるほど
悲劇は繰り返されるでしょうな?
私が お力になれるかも知れません!
村長
ようこそ おいでなさいましたな
デストニア帝国王子メディオン様
私は村長・・・隣が娘でございます。
メディオン
・・・・・・。
村長の娘
まあ 共和国軍が船を取ったことを
私たちの様な者に謝る王子様なんて
聞いたことがありますか お父様?
村長
初めてさ とても上流階級とは思えん
もっとも そんな方だとわかったから
こうして協力させていただく気になったのだ。
バーランドに渡りたいとの話でしたな
運河を渡れる船を失った今となっては
陸を行くしかないわけですが・・・。
北の国境の橋は遠回りでございますな
その時間が惜しいのでございましょう?
村長の娘
北の国境の橋を渡らなくても・・・
バーランドに渡れますわ メディオン様。
グランタック
国境の橋以外のバーランドへの道ですと
・・・うーむ 聞いたこともないわい。
村長
アナフェクト村の秘密でございます・・・
みなさんなら公にしないでいただけると思い
こうしてお教えしようと思ったのです。
メディオン
・・・・・・。
キャンベル
こうしてメディオン様も秘密を守ると
約束をされたのだからご安心なされよ
さあ どうか話してもらえないだろうか?
村長の娘
アナフェクトを北にしばらく進まれませ
すると運河の滝の辺りに大きな岩が・・・
どうかそこをお調べ下さい すると・・・。
ウリュド
すると・・・なんですか・・・?
村長
そこに洞窟の入り口が現れましょう・・・
それは運河の下をバーランドまで続きます
どうか その道をお使い下さいますように。
グランタック
これはありがたい それが本当なら・・・
ずいぶん時間が稼げますぞ メディオン様。
メディオン
・・・・・・。
村長
礼には及びません・・・メディオン王子様
あなたのような王子の存在を知ったことで
我ら国民は大変勇気づけられたのですから。
村長の娘
我々アナフェクトの者はメディオン王子様が
このデストニアの統治者となることを
願っていることを忘れないで下さいませ。
キャンベル
私は・・・少し自信ができましたよ
帝国の上流社会には味方が少なくとも
メディオン様には国民が味方なのです。
メディオン
・・・・・・。
ウリュド
確かに 村長の言葉はうれしいですよ
ボクもずいぶん力づけられました。
シンテシス
でも応援してるのは国民だけじゃないわ
私たちは いつだってメディオン様に
忠誠を誓ってるわよね ウリュド?
グランタック
バーランドへの道も見えましたな
暗くならぬうちに急ぎましょうぞ。