サラバンドの街（中央区、総督区）

女性
メディオン王子が出かけられた時
自軍の兵力は見るに耐えないほど
貧しいばかりだったはずですわ
なのに今回連れておいでになった軍は
見違えるように立派なものでしたわ。
爺さん
ヘッドランドの方の話じゃと・・・
我が軍の追撃をかわした共和国軍は
見事　アスピアに帰りついたそうな
シンビオスという若者と軍の者は
敵ながら　あっぱれな者たちじゃ。
婆さん
ヘッドランドに国を移動させたけど
ここは共和国でも貧しい土地じゃよ
総督のようにもうけに敏感な方が
どうして　わざわざそんな場所に
サラバンドを動かすのじゃろう？
おっさん１
メディオン軍がサラバンドを出陣して
軍関係の者は　全滅するだろう・・・
口をそろえて言っていたそうですよ
しかし王子がこうして戻られて・・・
驚いたのはそうした者たちでしょう！
おっさん２
開戦直後にレイルロードでもうけて
サラバンド移動の前に戻ってきて
行く先がヘッドランドだったとはね
こんなことならレイルロードに残り
もう少しもうけておけば良かった！
おっさん３
グラビー様の行くところに・・・
必ずもうけ話ありと言いましてね
私はグラビー様から離れませんとも。
おばさん
エグゼキュータ号という帝国戦艦だけ
みんなが出撃した後戻ってきたんだよ
サラバンドのヘッドランド移動時にも
護衛をしてくれた立派な戦艦で・・・
その後　ここから出撃していったのさ。
若者
ヘッドランドへの移動の旅は・・・
何度やっても楽しい気分になるんだ
例えば大陸航路を横切る時なんか
頭上に見えるスペクタクル・・・
めったに見れない絶景なんだよ。
兵士１
桟橋への門が急に閉ざされまして
王子にもご迷惑をおかけしますが
どうか　ご辛抱をお願いいたします。
兵士２
ただいま　この表門は閉鎖しまして
どなたの通行もお断りしております
しばらく　お待ち頂けますように！
総督区の兵士１
帝国の王子は我が国にとって・・・
お客様であることは心得ております
どうか　エンジョイされますように。
総督区の兵士２
現在　全ての総督府の通路は・・・
閉鎖されております　悪しからず！
総督区の兵士３
現在　全ての総督府の通路は・・・
閉鎖されております　悪しからず！

アーサー
あんたとシンビオスの活躍の話は
私の騎士道にもう１度火を灯した
あんたがその気になるのなら・・・
私の力を活かしてみたいがどうか？
はい
アーサー
そうか　そう言ってくれるのなら
あんたにこの力と騎士道を捧げよう。
本来なら　このまま本陣に行くのだが
今日のサラバンドは少しようすが変だ
このまま　あんたの身辺を守るため
ついて行かせてもらうよ・・・。
いいえ
アーサー
そりゃそうだ　酒場の屋上で・・・
洗濯物を干しているような騎士では
何とも頼りないと思われても仕方ない。
酒場のおっさん１
先日の砲撃事件以来神経質なせいか
西区の方に兵が移動したことでも
何のためかと気になりますよ　ヒック。
酒場のおっさん２
うーん　本当に残念ですよね・・・
ヘッドランドは食糧難だそうでして
金さえあればどれだけ商売になるか？
酒場のおっさん３
共和国は・・・確かに天候不順のため
収穫がなかったから大変でしょうがね
そんなに食べる物がないはずがない
あれだけアスピニアに売った食料は
各地に直送されたはずだから・・・
そこまで深刻な状況になりますかね？
酒場のおっさん４
サラバンドの家屋の修理をしてたら
知らない間にヘッドランドに来てて
おりゃあ・・・あわてちまったぜ
こんな枯れた土地は好かない・・・
早くバルサモに戻りたいもんだよ。
酒場の若者
もうすぐ　我々の領土ができる・・・
そんな話を酒飲み話に耳にしました
その時は気にも止めませんでしたが
あれってサラバンド国のことですかね？
酒場の兵士１
ヒック　仮面僧侶と協力して戦えだあ
だれがそんなのと協力できるかてんだ
こちとら　ガマンして話しかけたって
愛想笑いひとつもしやしねえんだぜ
けっ　まったく　たまんねえよ　ウィ。
酒場の兵士２
ウイ　最近のグラビー様の行動・・・
正直言って恐ろしくなることがあるよ
あの人はまるで世界は自分のものだと
思ってるんじゃないのかなあ・・・。
酒場の店員１
あら　お久しぶりね　メディオン王子
王子が戦場に出て行かれた話を聞いて
あたしたち・・・心配してたのよ
でも　しばらく会わない間に・・・
たくましくなったんじゃない？
酒場の店員２
メディオン王子　あなたの魅力って
はかなげな・・・頼りなさだったの
それが今回・・・王子に会ったら
なんだか　野性的になってるみたい。
酒場のマスター
サラバンドをどうせ移動させるなら
こんなしみったれた土地じゃなくて
デストニアでも行くべきだと思うよ
サラバンド国は貿易の国なんだから
商売に役立つ場所じゃなきゃダメさ。
シナリオ１でガロッシュが生存
ガロッシュの彼女
ガロッシュは桟橋の戦いから戻った時
生きることの意味を考え始めました
今　彼はサラバンドを出る決心を固め
晴れ晴れとした心境なのだと思います
もちろん私は彼についていきますわ。
シナリオ１でガロッシュが死亡
ガロッシュの彼女
恋人だったガロッシュの故郷ヘッドランド
彼の弟のジェイドは兄たちの死亡を知って
両親と共に・・・悲しみにくれたようです
ジェイドはそして・・・兄たちの仇だと
共和国までも・・・うらみはじめてます。
シナリオ１でガロッシュが生存
ガロッシュ
あの桟橋の戦いで最愛の兄を失い・・・
また私はシンビオス軍に命を助けられ
さらに命の尊さを学んだ気がしますよ
人が本当の意味で生きるためには・・・
仕えるべき人物や生きる目的が必要だと
あの時・・・同時に知らされました。
教会のおばさん
サラバンドの武装商業船じゃったら
ベアソイル方面に行ったらしいよ
あそこも貧しい土地なんだってさ。
教会の女性
海上都市の移動で色々な土地に行き
現状を見るたびに思うのは・・・
私たちが恵まれていることですわ
我々が共和国の領土に入ってから
悲しくなるほどヤセた土地ばかり
・・・収穫など望めないでしょうね。
教会のおっさん１
いやね　砲撃事件の直前のこと・・・
商売繁盛のお祈りを捧げてておいたら
ビックリするほどもうかりましたよ
エルベセムは全知全能の神様だけに
何にでも御利益がありますな・・・。
教会のおっさん２
平和会議の時　商売か平和か・・・
悩みながらお祈りしたのがたたって
・・・あのチャンスを逃したんです
あれで私は目が覚めました・・・
今度は絶対商売繁盛を願いますよ！
神父
実はエルベセムが襲われたらしくて
正なる力が身体に宿らないのですよ
普通の神父の職務に支障はないとして
イザという時の力が出せない状況では
・・・心細くて・・・たまりませんぞ。
武器屋
この前　買い物にいらした時は・・・
大した商品がなくて悪かったね　王子
へへへ　今日の売り物を見てくれよ
ヘッドランドのすご腕の鍛冶屋から
仕入れてきた一品が揃ってるんだ！
道具屋
ヘッドランドは土地がヤセている分
腕のいい職人がそろってるのですわ
前回　売り切れていた商品の補充で
きっと気に入って頂けますでしょう。
貿易センターの若者１
どうして物々交換じゃダメなんですか
共和国の金を持って来いっていわれても
それは・・・どこにあるのでしょうか？
貿易センターの若者２
いやあ　ヘッドランドは思った以上に
貧しくて・・・話になりません・・・
共和国民は食料を買い求めに来ますが
家財道具で交換してくれって言っても
・・・物々交換の取引はできませんよ。
貿易センターのおっさん１
食料を買う金もないから頼んでるのに
こんな時　力になってくれないなんて
こいつらこそ・・・鬼だ　悪魔だ！
貿易センターのおっさん２
私らがヒマそうに見えるでしょうが
商人の仕事とはそういうものですよ
チャンスは寝て待てってヤツですな。
貿易センターのおっさん３
この戦いの戦局も見えましたな
王子も　そう思われませんか？
はい
貿易センターのおっさん３
さすがに帝国皇帝の子息だけあって
戦局の判断がついているようですな
まあ　戦うだけの気力を保つには
体力の充実が欠かせないのは当然で
食糧難の共和国に勝ち目はありません。
いいえ
貿易センターのおっさん３
ほう　アスピニア共和国の現状を見て
それでも油断がならないと思われるのは
ずいぶん慎重な意見をお持ちですなあ？
王子は共和国の隠し財産のことを・・・
ひょっとしてご存じなのではないですか
確かにあれがある限りわかりませんな。
貿易センターのカウンター
ここは　サラバンドの貿易センターです
総督府が関わらない小さな商売について
こちらでお取り引きをお願い致します。
本陣
アーサー
メディオン軍は帝国の正規軍だから
まともなヤツばかりだと思ってたが
・・・見たとこ　そうでもないらしい。