サラバンドの街(西区)3

婆さん
本陣を襲った時のサラバンド軍は
兵力で圧倒的に勝っておったから
力では負けないと思っとったんじゃ
あれだけの軍勢の差で負けるとは
サラバンド軍も情けないのう
爺さん
サラバンド近衛部隊が本陣を襲った時
帝国との開戦になることを心配してた
・・・その通りになってしまったのう
帝国とサラバンドでは兵の質が違い
とても勝てるとは思えんかったのじゃ。
若者
グラビー様やサラバンド近衛部隊は
メディオン軍を甘く見過ぎてました
激戦の中を生還したメディオン軍は
大陸屈指の強力な軍隊なのに・・・。
おっさん
くそう・・・サラバンドが敗戦国とは
こんなことになるぐらいなら・・・
メディオン様も捕まえとけよなあ!
女性
メディオン様が再訪されたのは・・・
皇帝がサラバンドに監禁されていると
知ってのことだったのですね・・・?
兵士1
メディオン軍を捕まえることの意味は
我々 新兵には知らされませんでした
誘拐した皇帝を救い出されないため
王子の戦力を奪う目的だったとは!
兵士2
ひいっ メディオン王子・・・
ま まいりました 降参です。
兵士3
あの時逃がしたペガサスナイトと小娘は
やっぱり意地でも追いかけるべきだった
メディオン王子も本当にひとりなら
単身で総督府に乗り込むなんてムチャ
・・・できなかったに違いないんだよ。
兵士4
メディオン軍を捕獲しておきながら
王子を捕まえないなんてダメだよな
結局 それが命取りになったんだ。
兵士5
皇帝誘拐やメディオン軍の捕獲作戦も
結局は政治的意味合いが強かったんだ
我々軍隊はいつも政治の道具に使われ
・・・兵には何も知らされないんだ。
兵士6
メディオン軍め おとなしく捕まるから
変だな・・・とは思ってたんだけどさ
総督府に入るためワザと捕まったのか
そんなこともわからない隊長たちは
メディオン軍など恐れるに足りずなんて
・・・まったく おめでたいヤツらだよ。
民家1の女の子
パパとママ さっきから私に内緒で
何かを相談してるみたい・・・
どこかにお出かけするのかしらね?
民家1のおばさん
サラバンド領のストリッヂに行くのに
危険な洞窟を通らずに行こうとすれば
大陸の東端の道を進まねばなりません
しかしそれは あまりに遠回りだから
女の足ではいつ着くことやら・・・
ましてや子供連れではムリですわね。
民家1のおっさん
我々が生き残るためには・・・
共和国のサラバンド領があるという
ストリッヂに行くしかありませんよ
ヘッドランドからスワンプランドへ
スワンプランドから山脈の向こうまで
・・・共に危険な洞窟を抜けるのです。
民家2の爺さん
誘拐事件で嫌疑をかけられ・・・
サラバンドを追われたシンビオス様
・・・考えてみれば ひどい話じゃ
グラビー様とアロガント王子のワナで
命を落とすところだったのじゃからのう。
民家2の婆さん
あの誘拐事件の真相がわかっても
あたしゃ みんなほど驚かないよ
国は結局 支配階級に私物化され
国民を置き去りに突っ走るんじゃ。
民家3の若者
王子って普通 肩書きは偉いけど
甘やかされて育ってるものだから
役立たずの人が多いと思ってました
私は今回のメディオン様の活躍で
王子という存在の見方が変わった。
民家3の男の子
ヘッドランドの軍隊がやってきたら
ボクがママを守ってあげるんだ・・・
ヤツらには指1本触れさせないからね。
民家3の女性
ヘッドランドとの友好関係は・・・
グラビー様の存在で結ばれてました
グラビー様がサラバンドから消えれば
この国は蛮族たちの絶好の餌食ですわ。
民家4の婆さん
グラビー様も欲で動く方じゃったか
サラバンドはクリーンな国だと
信じていたかったのにのう・・・。
民家4の女性
私たち国民をダマし国を捨てた
グラビー総督は許せませんわ・・・
グラビー様・・・実は昔の領地さえ
見捨てた方だとのウワサがありまして
・・・きっとあれも本当のことですわ。
民家5の爺さん
グラビー総督はどんな考えを持って
アロガント王子と手を組んだかのう
あのドミネート皇帝を排除するため
アロガント王子を選んだとするなら
あまりに危険なかけじゃったのう。
民家5の女性
サラバンドが敗戦国になったのは
邪悪なブルザム教と手を組み・・・
私利私欲に走った罰だと思いますわ。
大司祭の大邸宅の僧侶1
総督府でのメディオン戦に負けたと
この館に情報が入ってきた頃には
奥様たちの姿はありませんでした
サラバンドの敗戦が濃厚となった時
国の重臣たちと共に消えたようです。
大司祭の大邸宅の僧侶2
大司祭がお戻りにならないのは・・・
総督府の戦いに倒れたからでしょうか?
あの方の法力を破られるなんて・・・
メディオン軍は思った以上の力ですね。
まかない夫婦の家の女性
いつもだったら食事はまだかって・・・
奥様たちから矢のような催促でしょうに
今日は・・・・やけにおとなしいわね・・・
今日の総督部でのメディオン軍戦で
ご主人様が死んだかも知れないから
心を痛めてるせいかも知れないわ。
まかない夫婦の家の若者
西区以外のサラバンド国民たちは
軍部のメディオン軍捕獲事件を知らず
帝国の侵略戦争だと思ってます・・・
メディオン様は捕らえられた自軍を
解放するために戦っただけなのにです。
近衛兵舎の兵士1
どうしてメディオン軍を捕獲するのか
・・・私が確かに隊長から聞いた話は
サラバンド国内の安全のためだった
しかしメディオン軍の再訪の理由が
皇帝救助の目的だとわかった今・・・
それがウソだったとハッキリわかった。
近衛兵舎の兵士2
自分の部隊を取り上げられた指揮官は
普通 途方に暮れてしまうところだ
だがメディオン様は総督府に乗り込み
部下を救い出し大いに暴れまくった
あなたこそ 理想の指揮官ですよ!
近衛兵舎の兵士3
帝国は軍と規律を重んじる国だから
メディオン様もその身分に甘えず
能力の限りをつくして戦うのです
サラバンドは新興の貿易国家だから
そうした歴史が育っていないのです
これが今回の敗因の全てでしょうね。
本陣
グランタック(軍師)
ドミネート皇帝は20年前の無念を
未だに お忘れではなかったようじゃ
メディオン軍を率い この共和国を
いま1度 帝国に併合するつもりです。
キャンベル
皇帝をお救いできたのは良かったが
デストニアの危機を知らされながら
アスピアに進軍するおつもりですな
これからのメディオン軍の行動に
皇帝が同行されるとなると・・・
ヘタな動きは見せられますまい。
シンテシス
何よ ドミネート様の態度ったら
助けてもらったくせして・・・
ありがとう ぐらい言ったらどう?
ウリュド
アロガント王子とグラビー総督・・・
逃がしたのが 何とも惜しいですね。
ウォルツ
グラビー総督が見放したサラバンドは
これから どうなってしまうのか?
ロック
サラバンドの海上都市としての利点は
海を移動できることのはずだが・・・
グラビーのいないサラバンドは・・・
もはや移動が不可能になったらしい。
バーナード
友好条約に失敗したヘッドランドは
その貧しき内政をおぎなおうとして
サラバンドに進軍するでしょうね?
はづき
アロガント王子やグラビー総督を
連れ去った手際は見事ね ヤシャ
でもこの次に会ったならば・・・
今度こそ・・・逃しはしない!
ダビデ
アロガント軍の軍師フィデリティ殿が
まさか皇帝のスパイだったとは・・・
実の息子にスパイを送る皇帝・・・
やっぱり ただ者ではないな・・・。
ヘドバ
アスピア侵攻に手を貸すのはイヤですが
メディオン様の立場が悪くなるのじゃ
我々が軍から抜けるなんてできません。
ヘラ
傷を負っていたデスヘレン司祭だから
今回は倒すことに成功しました・・・
しかし完全な状態なら強敵ですわね。
ロビィ
ガガ ここノ用事ガ終わったナラ
ガガ さっサト出発するマショウ・・・
ガガ 海上ハ気分ガ悪いノデスまス・・・。
アーサー
貧困にあえぐヘッドランドの地にあって
ドミネート皇帝は憎悪の1番の対象です
そこで皇帝を伴い行軍を行うとなると
敵の攻撃も激しいものとなるだろうな。