アスピア城壁前決戦

グランタック
戦車が後退するほど・・・
すさまじい砲撃であったか?
メディオン
・・・。
グランタック
王子・・・ご無事でしたか!
すごい砲撃のショックでした・・・。
メディオン
・・・・・・。
グランタック
ダビデたちの生存は確認できません
・・・ダメージは受けているでしょう。
戦車の巨大砲は壊れていたのでしょうな
負けた腹いせに 我々を巻き込んでの
自爆を・・・グラビーが行ったのです。
キャンベル
メディオン様 ご無事ですか!
おのれ グラビーめ なんということを!
シンテシス
イヤーン あんな巨大砲から・・・
もう 身体がちぎれるかと思ったわ!
ウリュド
イテテ・・・グラビーのヤツ・・・
あんなことするなんてビックリだ!
ウォルツ
あ 頭が・・・くらくらする・・・
よく・・・助かったものだなあ。
ロック
・・・耳が・・・耳がキーンとして
こまくが破けそうでしたよ ホント。
バーナード
グ グラビーめ・・・ムチャをする
・・・生きてるとは運がいいぞ!
ゼロ
ペッ ペッ 口の中に土が・・・
まあ 助かったし文句も言えないか。
はづき
あんな砲撃で倒れるようでは・・・
忍者として・・・失格ですわね?
ペンコ
ケレー ケレー!
ヘドバ
オロオロ・・・私は助かりましたが
ダビデ・・・ダビデが心配だわ?
ヘラ
おお・・・エルベセムの我が主よ
お守り頂き ありがとうございます。
ロビィ
ガガ・・・身体ノ各部ニ ハ・・・
ガガ どこニモ異常ガなイようデス。
ガロッシュ
フラフラするけど だいじょうぶだ
かすりキズだけで すんだみたいだな。
ジェイド
ふう グラビーの最後の攻撃・・・
あんなヘナヘナ弾に当たるものか!
アーサー
へへ 騎士が砲撃で死んだりしたら
末代までのハジになるところだった。
パペッツ
ババ様の占いで予想してましたから
難なく よけることができました。
ティラニィ
アスピアの難攻不落の城門を・・・
ついに突破してきたか 帝国軍!
しかし お前らの命運もこれまでだ
ヘッドランドやスワンプランドを
次々占領してきたメディオン軍め!
グランタック
な 何を言われるか共和国将軍・・・
我々はアスピアに攻め入るグラビーを
こうして阻止したのではないか・・・。
ティラニィ
ふふ・・・口は便利なものよな・・・
単なる仲間割れで恩を売るつもりか?
アロガントを見殺しにしたグラビーだが
ヤツの戦車はアスピア攻略に必要だから
共同戦線を張ってきたのではないのか?
しかしここまで戦車を運べば・・・
ヤツには用がないと倒したのであろう?
砲撃で城壁を壊したのは見事だが・・・
それを予言していたのがベネトレイムだ
・・・待ちかまえていた我々に驚いたか。
グランタック
ち 違うぞ・・・誰がいったい・・・。
ティラニィ
つい先ほど グラビー軍のこの男が
我々に降伏を願い出て真相を聞き出し
お主らの戦いを見ていた訳よ・・・!
ヤシャ
ティラニィ将軍のお言葉に・・・
何ら・・・相違ございませぬ・・・。
グランタック
ヤシャ・・・き 貴様・・・よくも
よくも・・・そんなウソを並べ・・・
だ 誰だ・・・誰の差し金で・・・?
ドミネート様だ・・・な・・・
そうだったのか これはすべて
皇帝の計略だったのですぞ・・・。
ティラニィ
帝国でも指折りのメディオン軍・・・
こちらもバーランド軍だけでは心細く
精鋭部隊を借り受けて待っていたのだ。
フィンデング
私はシンビオス軍の第2部隊リーダー
・・・シンビオス軍参加は最近のため
メディオン軍には何の情もわかぬ!
マスキュリン
待ってたわよ メディオン軍・・・
アスピアを占領しようとするヤツらは
あたしの魔法で燃やしちゃうんだから!
グレイス
切り替えポイントや峡谷の戦いで
メディオン軍とは協力し合えた・・・
でもやはり帝国軍は帝国軍でしたのね。
ヘイワード
アスピア侵攻がメディオン軍だと知れば
シンビオス様は心から悲しむだろうよ
・・・そんなお前たちを絶対許せない。
オブライト
この話は本当だったのか メディオン軍
だったら切り替えポイントの戦闘の時に
バリアント将軍に加勢しとくんだったぜ。
アイリン
メディオン王子 私ちょと好みあったね
でも人の土地取ろうとするいけないアル
天に代わってお仕置きヨ 改心するよろし。
シバルリィ
信頼できると思ったメディオン軍・・・
この期におよんで悪しき本性を現すとは
ある意味ブルザムよりも始末に負えぬ!
エルダー
弟のゼロまで預けたシンビオス様の思い
見事に裏切ってくれたことへの報い
シンビオス第2部隊戦で受けるが良い。
ゼロが1軍に配属されている
ゼロ
ち 違うんだよ・・・姉さん・・・
ダメだ・・・説得がきかないなんて
ああ 姉さんと戦うことになるのか?
エルダー
・・・・・・。
カーン
欲に目がくらみし メディオン軍め
お前たちには神はお味方なさらぬぞ
エルベセムの怒りを受けてみよ!
ヌーン
連勝を重ねるメディオン軍相手なら
シンビオス軍の敵として不足はない
我が冷気に見事・・・耐えて見せよ!
ジャスティス
倒れしエキュアル将軍に代わり
このジャスティスがアスピアを守る
首都は決して渡さぬぞ メディオン軍。
ホースト
難敵を次々倒してきたシンビオス軍が
待ち構えているのに驚いたようだが
我々の力を知ればもっと驚くだろう!
ペン
クウィーン クウィーン・・・。
マニュピル
悪人とはいえ元領主のグラビー様を
ワナにはめて倒すとは 本当の悪党め
お前たちだけは許さぬ メディオン軍。
フランク
ガルルルーッ アスピニアを荒らし
果ては帝国に併合するつもりなのか
やはり皇帝の子だな メディオン王子。
ハガネ
シンビオス様に信頼させておき・・・
最後に裏切る手口は忍法でいう陽忍だ
メディオン軍とはそうした軍らしいな。
ムラサメ
シンビオス様と芽生えし友情・・・
白紙に帰すのですね メディオン様
そのむごい仕打ちにお裁き申し上げる。
ティラニィ
シンビオス軍の第2部隊とはいえ
いずれおとらぬ歴戦の勇士ぞろい
覚悟するのだな メディオン軍め!
フィンデング
シンビオス様の信頼を裏切った貴様ら
・・・このフィンデングが許さない。
グランタック
やめよ シンビオス軍の方々・・・
誤解だ アスピア支配のため・・・
我々はここまできたのではないのだ!
ティラニィ
今さら・・・問答無用だ・・・
死ぬが良い メディオン軍!
ティラニィ
ぬう・・・往生際の悪いヤツらめ
我が軍の旗色が悪くなってきたわ!
ヤシャ
お守り・・・申す・・・。
グランタック
あ あれはどういうことじゃ・・・
捕らえられていたはずのヤシャが
ティラニィ殿の守備についたぞ?
メディオン
・・・・・・。
グランタック
うむ この戦いには裏がありますな
こうなればそれを見極めましょうぞ。
フィンデングを倒す!
フィンデング
ぬぬ・・・やるな メディオン軍・・・
このままではバーランド軍壊滅も時間の問題か?
こうなれば このことをアスピアに!
ベネトレイム様たちに お知らせし
メディオン軍を迎え撃つ準備をせねば!
メディオン
・・・・・・。
ティラニィを倒す!
フィンデング
ぬぬ・・・ティラニィ殿・・・
それにバーランド軍も壊滅したか?
こうなれば このことをアスピアに!
ベネトレイム様たちに お知らせし
メディオン軍を迎え撃つ準備をせねば!
メディオン
・・・・・・。
シンビオス2軍を倒す!
マスキュリン
きゃーっ 私が負けちゃうなんて
シンビオス様たちに申し訳ないじゃない
・・・ティラニィ様ごめんなさい
後はよろしくお願いします・・・。
グレイス
ああ 私が戦闘不能になってしまえば
みんなのキズを治してあげられないわ
・・・アスピア・・・ばんざい・・・。
ヘイワード
共和国の平等の理念を踏みにじる帝国め
ドミネート皇帝とお前たちだけは・・・
首都アスピアに一歩たりとも・・・ガク。
オブライト
くそう・・・くやしいぞ メディオン軍
協力し信じ合ったお前たちに裏切られ
そして・・・敗れ去るなんて・・・!
アイリン
ラーメン4杯力の源」は老師の言葉ネ
私それ食べて戦いに備えた けど負けたヨ
これ悲しいこと 老師 ウソはいけないネ。
シバルリィ
帝国軍のアスピア入城を阻止するには
私が・・・がんばらなければダメ・・・
私に力を・・・今一度戦う力を・・・。
エルダー
ハーハー シンビオス様がゼロを・・・
メディオン軍の増援に送ったのは・・・
アスピア侵攻を許すためじゃないのよ
ハーハー なのにメディオン軍は・・・
その友好を踏みにじって 許せないのに
だめ・・・ツバサに力が入らない・・・。
カーン
グラシア様を・・・エルベセムを・・・
ブルザムやレインブラッドから救った
・・・そうなんだろ メディオン軍
なぜだ なぜ そんなメディオン軍が
アスピアを侵略し率先して平和を乱す
わからない わからないぞ・・・ガク。
ヌーン
我々はヒュードルまで倒したのに・・・
帝国最強のメディオン軍とはそれほど
・・・我々を倒すほど強かったのか?
ジャスティス
アスピニアの帝国併合を狙う者たちに
アスピアを渡すわけにはいかぬ・・・
動け 我が身体よ 動いてくれ・・・。
ホースト
全ての人間が助け合う理想の国・・・
どうして なくさねばならないのだ
平等という理想をなくしてはならぬ
この身体砕け散ろうとも・・・!
ペン
ピキー・・・ピキー・・・
マニュピル
あやー 機械の身体がいかれてしもうた
ワシは生身では とんと意気地なし
・・・ううむ どうぞお通りください。
フランク
ガルルルーッ いかんやられたか
・・・ウワサ以上の強敵メディオン軍に
この力・・・ついに尽き果てたか・・・
ハガネ
我が秘術をつくしての この勝負だが
メディオン軍は想像以上の強敵だった
む 無念だが・・・私の負けだ・・・。
ムラサメ
し しまった・・・敵の非情の攻撃に
ついに我が剣は折れ力つきる時が来た
これもまた・・・我が運命なり・・・。
ゼロでエルダーに話しかける
エルダー
ゼロの話を聞いてわからなくなった
・・・あなたの言うことが本当ならば
我々は戦ってはいけないのよ・・・。
ゼロ
そうさ この戦いは皇帝の計略なんだ
戦いを中止して話し合えさえすれば
おたがい・・・分かり合えるはずだ!
エルダー
わかったわ・・・ゼロ・・・
私 ティラニィ様を説得するわ。
ティラニィ
どうしたのだ エルダー・・・
なぜ 戦線を離脱したのだ?
エルダー
お聞き下さい・・・ティラニィ様
メディオン軍は敵対の意志はなく
休戦を求めてきています・・・。
ティラニィ
グラビーをだまし討ったメディオン軍だ
どれほど信頼できるというのか・・・?
エルダー
メディオン軍にいる弟ゼロの言葉です
この戦いは帝国皇帝の計略だそうです
どうか ご検討を・・・ティラニィ様。
ティラニィ
急な話ゆえ・・・
少し考えさせてくれ。
エルダー敗北
エルダー
ゼロ ティラニィ様に気をつけて・・・
裏切っているのは彼の方よ・・・ガク。
戦闘終了
キャンベルが2軍に配属されていた
キャンベル
戦ったのですか・・・シンビオス軍と?
グランタック
おお キャンベル 心配したぞ。
キャンベル
グラビーが巨大砲を撃ったため
今まで気絶していたのです・・・。
ティラニィ
・・・メディオン軍が邪魔しなければ
戦車に完全な整備がほどこせたのだ
そして アスピアを我が手に・・・。
キャンベル
それではグラビーとお主は手を結び
・・・なぜだ どうして共和国を?
ティラニィ
平等などという夢物語には・・・
これ以上つき合いきれなかった・・・。
グランタック
しかし・・・お主はベネトレイム殿と
共和国を作った責任があろう・・・?
ティラニィ
責任や義務は もうたくさんだ・・・
実りの少ない土地で民衆をはげまし
国を維持するのには疲れた・・・フグ。
キャンベル
ティラニィ殿なりに苦悩があって
そこをグラビーにつけ込まれたのか
重圧に耐えかねた悲しい結果だ・・・。
グランタック
ティラニィ殿 教えてくれ・・・
ヤシャは皇帝から差し向けられ
お主に協力していたのじゃな?
ティラニィ
ヤシャが皇帝にだと バカな・・・
ヤシャはアロガント殿の腹心として
我々にも協力を・・・フグ ゲフッ!
グランタック
どういうことなのじゃ ヤシャは・・・
皇帝の影として行動していたのだ・・・
グラビーたちにどうして協力ができよう。
ドミネート
ヤシャがどうかしたか グランタック?
グラビーと古代の戦車 それに・・・
ヤツと手を結ぶティラニィを倒すとは
良い戦いぶりだったぞ メディオン。
フィデリティ
それにシンビオス軍もでございます
多くの将軍を倒してきた強敵・・・
第2部隊とはいえ返り討ちました。
メディオン
・・・・・・。
ドミネート
ティラニィとグラビーの関係ならば
もちろん 知っておったとも・・・
ヤシャという優秀な忍者のおかげだ。
キャンベル
それほど優秀な配下のヤシャ・・・
メディオン軍に倒されても平気ですか?
フィデリティ
皇帝を誤解しているぞ キャンベル
ドミネート皇帝はヤシャを・・・。
ドミネート
私の部下のあつかいを責めるならば
爆風でうもれたメディオン兵・・・
見つけだしてやるのだな メディオン。